スウェーデンで囲碁!?スウェーデン王国、ダーラナ大学での留学記

こんにちは!神田外語大学英米語学科に所属しているサヤカです。今回は、スウェーデンという国から学校や生活面、そしてスウェーデンの囲碁事情についてご紹介します!

まず、スウェーデンという国についてご存知ですか?

スウェーデンは北ヨーロッパに位置し、『北欧』と呼ばれる国の一つです。ご近所の国には、フィンランド、ノルウェー、イギリスなどがあります。

私は首都のストックホルムから電車で2時間半ほど北に行ったところにある、ダーラナ地方の小さな町、ファールンというところで約1年間留学していました。

ダーラナ地方ファールン

スウェーデンにおける英語

では、スウェーデンは実際どんな国や人々なんでしょう?

スウェーデンでの第一言語は、スウェーデン語です。なので、町中の標識やスーパーの食品、アナウンスなどほぼ全てスウェーデン語です。

しかし、ほとんどのスウェーデン人は英語がとってもペラペラなんです!

今、世界的にも注目されているスウェーデンの16歳の環境活動家、グレタ•トゥーンベリさんのスピーチを聞いて頂くと分かると思います。

みんな、ネイティブレベルでの英語コミュニケーションが可能です!本当にすごいです!

なぜ、こんなに英語が話せるのでしょうか?

一つの要因としては、教育の質の高さです。

小さい頃から英語を習い、7、8歳頃になるとしっかり英語が話せるようになるぐらいの教育プログラムがしっかり組まれています。

そして、もう一つの要因として考えられるのは、スウェーデン語は英語と同じ語族、ゲルマン語族に属しているのも関係あるのかもしれません。

それにしても、同じ先進国で第二言語として英語教育の質は日本も見習うべきだなとスウェーデンの子供達を見ていて、実感しました。

スウェーデン人は日本人と似ている!?

ではでは、スウェーデン人の性格はどんな感じなのでしょうか?

それが、私も行ってから気付いて驚いたのですが、日本人と少し似ているところがあるのです!

驚くべきことに、スウェーデン人はシャイで恥ずかしがり屋な人が非常に多いです。そして、パーソナルスペースがほしい人がとっても多いんです。

日本だと、とくに東京とかだと、電車や公共機関を使う時、知らない人とちょっとスペースがほしいとか、人見知りだったりなどありますね!

それがスウェーデン人もあるみたいです。

代表的な例で言えば、バス停でバスを待つ時です。

みんな列にはそんな並びはしませんが、1人1人、点々と間隔を空けて待つんです。

そして、初対面の人と話すのが気恥ずかしいと思う人も多いようです。

私も、全然アメリカやカナダのようにオープンな性格な人が多いのかなと思っていたのですが、全然違いました!同時に少し親近感も湧きました。

ちなみに、実はこの国民性が似ている部分もあるからか、とくに日本人女性とスウェーデン人男性の相性がとってもいいとされ、結婚率も年々上がってるみたいですよ💓笑

スウェーデン、ダーラナ大学

次に、私の学校生活をご紹介します。

私が通っていたダーラナ大学は、ファールンとボルレンゲという町の2カ所にあり、私はファールンのキャンパスがメインキャンパスでした。

 ダーラナ大学、ファールンキャンパス

専攻は、教育、コミュニケーション、観光と3つの分野を専攻していました。

この2つのキャンパスは、そこまで広くありません。そして、寮もありません。

その代わり、学生アパートが町にあり、私もそこの一室で一人暮らしをしていました。

アメリカみたいに、学校の敷地内に住むというより、”街で暮らす”感覚が強く、現地にどんどん自分が馴染んでいく感じがとても好きでした。

ほとんどの留学生は、ヨーロッパ勢で、EU圏内のエラスモスというヨーロッパでの留学制度を使ってきている子が多かったです。

フランス、ドイツ、イタリア、オーストリア、スペインから来る子がとくに多く、アジア人はほとんどいません。

アジアからは、台湾人2人、そして日本人は私1人でした。

インターナショナルのみんな

クラスのスケジュールは、先生によって予定が決められるため、決まった時間にクラスはなく、週によってクラスの日程はバラバラです。

クラスのある日は、街で走っているバスに乗ってファールンか、ボルレンゲのキャンパスに向かいます。大体1コマ2時間ぐらいです。

授業後は友達とFikaします。

そう、Fikaとはスウェーデン文化の一つで“友達や家族、同僚とお茶をすること”で、とても大切な時間とされています。

なので、コーヒーや紅茶の消費量は世界的にも多く、街には沢山のカフェがあります。

 冬の代表的なFikaのお供、スモレ

なので、授業後は友達とカフェに行ったり、ボルレンゲにあるモールやIKEAに行ったり、学校の図書館でコーヒーと共に一緒に勉強したりしていました。

ファールンキャンパスの図書館

そして、夕方になると夕食はほぼ毎日自炊です。

スウェーデンは税金が非常に高く、(なんと34%!)外食はあまりしませんでした。

しかし、逆にこれが良かったのが、学生アパートで一人暮らしでしたが、周りには留学生が沢山住んでいた為、友達と一緒に自炊したり、パーティーをしたりしました。

それぞれの国の料理、お菓子を持ち寄ったり、テーマを決めてドレスコードありのパーティーをしたり、みんなで食のシェアを出来たのは本当に良い時間でした。

授業のない日は、ハイキングや、春夏は晴れてれば近くの湖で日向ぼっこ、冬はカントリースキー、湖の上を歩いたり、自然に触れて生活することが多かったです!

家の近くの湖

学校生活はこんな感じで、毎日のびのびと生活していました!

スウェーデンで囲碁!?

そして、最後に、囲碁についてご紹介します!

皆さんは囲碁についてはご存知ですか?

そう、あの囲碁•将棋の囲碁です!!笑

私は、7歳から囲碁を始め、現在は囲碁のインストラクターとして大人から子供まで教えています。

まさか、そのずっとやってきた囲碁が自分の交換留学先のスウェーデンで出来るとは思いもよりませんでした。

ヨーロッパで囲碁が盛んになってきていることは、私もよく知っていました。

日本でも国際大会が年に数回行われており、私も何度か参加したり、イギリスで行われた世界大会にも参加したことがあるからです。

2018年世界大学生囲碁選手権

国際大会で出会ったルーマニア人の友達がスウェーデンにも囲碁のコミュニティがあることを教えてくれて、私もスウェーデンの囲碁コミュニティと繋がる事が出来たのです。

彼にはとても感謝しています。

囲碁大会も2か月に1回ペースで各地で行われて、私も一人旅も兼ねて5回ほど大会に参加ささて頂きました。

また、ストックホルムで毎週木曜日に練習会があり、それに参加したりしていました。

スウェーデン囲碁コミュニティのみなさん

囲碁コミュニティのみなさんは、日本人1人で学生ということもあり、家に泊めて頂いたり、ご馳走して頂いたり、本当に良くして頂きました。

もう感謝、感謝。

     ストックホルムでの練習会

日本に5月ぐらいに私は帰国したのですが、その年の8月に日本に遊びに来てくれました。

そこで、また囲碁を打ったり、美味しいご飯屋さんに連れて行ってあげたり、囲碁が打てる場所を巡ったりしました。

本当にとても、いい時間でした。

自分の特技、しかも日本文化の一つが言語以外の共通点となり、他の文化背景を持つ人と繋がれる。

これは、囲碁が1度嫌いになってしまった過去がある私にとって、囲碁の素晴らしさ、人々の素晴らしさ、有り難さを再確認するいい機会となりました。

これからもこの “碁縁”を大切に、交流していきたいと思っています。

まとめ

今回は、スウェーデンという国、人々、学校生活、そして囲碁についてご紹介しました。

本当はもっと紹介したい事があるので、また機会があればぜひしたいと思っております。

この約1年間、本当に沢山の事を経験し、学びました。

楽しい事ももちろん、数え切れないぐらい沢山ありました。同時に、辛い事も沢山ありました。

日本人学生1人の生活は今までにない孤独感に襲われる時もありました。

スウェーデン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、中国語、みんな違う言語を母語とし、それぞれ違う文化を持っています。

友達といても母語で話される事があり、私はもちろん分からないので会話についていけない。

友達はいるのに、変な孤独感でした。

また、スウェーデンの冬は長くとても暗く寒いです。日照時間が少なく、せめて3、4時間あるぐらいでした。

    冬、家の近くの湖

そうすると、ビタミンDが取れず、うつ状態になっていた時期もありました。

そして、馬から落ちて救急車で運ばれた事もありました。笑

しかし、このような中で沢山の出会いがありました。

大学の留学生の友達、囲碁で出会った人達、大学の日本人の先生方、実習先であった現地の高校の先生や家族、日本映画祭で出会った家族、違う街でスウェーデン語を学ぶ友達、そして旅先で出会った人達…

本当に数え切れないほどの出会いがありました。

日本人1人、マイノリティーになる。

とても怖かったけれど、勇気を出してとにかく積極的に行動する事を何より心がけました。

そうすると、沢山の人達がサポートし、仲良くしてくれます。

今まで、当たり前だと思っていた事も、多文化に触れる事で気づいた、それは当たり前じゃない。

どれだけ貴重で大切な事なのか、本当に改めて気づきました。

場所が変わると、環境が変わる。

環境が変わると、考え方も変わる。

未知で怖くても、新しい知らない世界に飛び込む。

そうすると、また新しい世界が広がる。

身を持って体験した1年でした。

これからも、この事は忘れず、常にstay hungryで挑戦します!

皆さんも是非、スウェーデンに留学してみたらいかがですか?

“Stay hungry, stay foolish.”

                   -Steve Jobs-

Hejdå!

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