受験まで、もう残り数ヶ月。もしかしたら受験の前日にこれを読んでくれている人もいるかもしれません。
そんな君に中学受験に全敗し、高校受験で早稲田に合格できた僕からアドバイスです。
アドバイスなんてできる立場ではないと思いますが、これを読んで少しでも本番に対する緊張が和らげば、この記事を書いた甲斐があります。
不安は努力に比例する
僕の中学受験はほとんど緊張しませんでした。
当日こそお腹が痛くて駅のトイレにこもっていましたが、
前日に緊張や不安なんて感じませんでした。
それもそのはず、なぜなら全然勉強してなかったからです。
勉強してないからこそ、落ちる不安や、努力が報われない心配をする必要がなかったのです。

スポーツなどでもそうですが、
練習したのに大会でできなかったらどうしよう、
ここまで応援してくれた人のためにも負けるわけにはいかない、と
プレッシャーを感じてしまうものですが、やっていなければそれは感じません。
少なくとも君が緊張して、不安に感じているということは
最低限の勉強を確実にやれている証拠です。
だからその不安に思う気持ちはあなたが努力してきた証拠なのです。
合格よりも大事なこと
ありきたりなアドバイスかもしれませんが、
別に不合格になってしまったからといって死ぬわけではありませんし、
親がブチギレたりするわけでもありません。
僕がよく生徒に言っていたことは2つあります。
1つ目は、受験で学んだことは無くならない、ということです。
仮にダメでも、合格したとしてもあなたがその数年間で学んだ知識は無くなりません。
必ずどこかで役に立つ時がきます。何より、受験勉強を通じて“勉強の仕方”をしっかり理解していれば、高校受験、大学受験、就職活動でも成功できます。
もし理解できずに残念な結果となってしまったなら、またやり直せばいいんです。
すぐにやり直せないなら、しばらく休んでからでも構いません。
自分なりのペースでまた、頑張ってみましょう。
2つ目は、行った学校よりもそこで何をするかの方が重要、ということです。
僕の高校受験時代、クラスで一番頭が良かったMくんと早慶レベルには達せていなかったTくんがいました。

誰もがMくんなら早慶は確実だろうと期待していましtが、結果は残念なものでした。(これも受験の恐ろしいところですね。)
そして早慶は厳しいだろうと思われていたTくんが見事に合格を勝ち取ったのです。
しかし、その数年後Tくんは高校を中退することになりました。
それはなぜか?
怠けすぎてしまったのです。
課題もやらず、友達と遊んでばっかりで、授業に参加しない日もかなりあったそうです。
一方Mくんは行った高校で猛勉強をし、見事早稲田大学へ進学しました。

Mくんとは文化祭の時に久しぶりに話しましたが、やはり相当悔しくて努力したそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これを読んで受験に対する見方が少しでも変わってくれたら幸いです。
行く学校も確かに大事です。ですが、それが全てではありません。
Mくんのようにそこで頑張れる人もいれば、Tくんのように怠けてしまう学生もいます。
君たちの受験がどんな結果であっても、そこから何をするかの方が僕は大事だと思います。
そして何より、受験が不安なのは今まで頑張ってきたからこその感情です。
ぜひその気持ちに自信を持って、受験に挑んでください。
この記事へのコメントはありません。